2011年01月07日
カロ・パリジャン
カロ・パリジャン(Karo Parisyan、男性、1982年8月28日 - )は、アルメニア出身の総合格闘家。現在はアメリカ合衆国カリフォルニア州ノースハリウッド在住。ジャクソンズ・サブミッション・ファイティング所属。元WECウェルター級王者。キャロ・パリシャンとも。
UFCには定期的に参戦し、クリス・ライトルやマット・セラらを破っている。試合では一本背負いや大外刈り、内股、払い腰などの柔道の投げ技を多用し、一際異彩を放っている。気の強さを前面に押し出したファイトスタイルを有する。
マンヴェル・ガンブリャンは従兄弟。
目次 [非表示]
1 来歴
2 戦績
3 獲得タイトル
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
来歴 [編集]
6歳の時に、家族と共にアルメニアからアメリカへ移住。
9歳からカリフォルニア州のゴーコージムで同じアルメニア系であるゴーコー・シヴィシアンに柔道を習い始める。
2003年9月26日、UFC初参戦となったUFC 44でデイブ・ストラッサーと対戦し、アームロックで一本勝ち。
2004年5月21日、WEC 10のウェルター級タイトルマッチでショーニー・カーターに判定勝ちし、第3代WECウェルター級王者となる。その後、UFCに参戦するため同級王座を返上。
2006年8月17日、UFC Fight Night 6で当時無敗のディエゴ・サンチェスと対戦。判定で敗れたものの、一進一退の攻防を繰り広げ会場を沸かせた。なお、この試合ではサンチェスの膝蹴りでパリジャンの前歯が吹き飛ぶ場面があった。
2007年11月17日、UFC 78で長南亮と対戦し、3-0の判定勝ち。
2008年9月6日、UFC 88で吉田善行と対戦予定であったが、自身の背中負傷により欠場となった。欠場発表は前日の計量終了後に正式発表された。
2009年1月31日、UFC 94でキム・ドンヒョンに2-1の判定勝ちを収めるも、後に禁止されている鎮痛剤を使用していたことが発覚し[1]、ノーコンテストに裁定変更となり9か月の出場停止と32,000ドルの罰金を科せられた[2]。11月21日、UFC 106でダスティン・ヘイズレットと対戦予定であったが、欠場となった[3]。
2010年7月10日、Impact FC旗揚げ戦でベン・モルティマーと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ち。
2010年11月20日、UFC復帰戦となったUFC 123でデニス・ホールマンと対戦し、右フックでダウンしたところにパウンドで追撃されTKO負けを喫した[4]。
戦績 [編集]
総合格闘技 戦績
26 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
19 勝 0 10 9 0 0 1
6 敗 3 0 3 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
× デニス・ホールマン 1R 1:47 TKO(右フック→パウンド) UFC 123: Rampage vs. Machida 2010年11月20日
○ ベン・モルティマー 2R 4:18 チョークスリーパー Impact FC 1 - The Uprising: Brisbane 2010年7月10日
- キム・ドンヒョン ノーコンテスト(禁止薬物の使用) UFC 94: St-Pierre vs. Penn 2 2009年1月31日
× チアゴ・アウベス 2R 0:34 TKO(膝蹴り) UFC Fight Night 13 2008年4月2日
○ 長南亮 5分3R終了 判定3-0 UFC 78: Validaton 2007年11月17日
○ ジョシュ・バークマン 5分3R終了 判定3-0 UFC 71: Liddell vs. Jackson 2007年5月26日
○ ドリュー・フィケット 5分3R終了 判定3-0 UFC Fight Night 7 2006年12月13日
× ディエゴ・サンチェス 5分3R終了 判定0-3 UFC Fight Night 6 2006年8月17日
○ ニック・トンプソン 1R 4:44 ギブアップ(パウンド) UFC 59: Reality Check 2006年4月15日
○ マット・セラ 5分3R終了 判定3-0 UFC 53: Heavy Hitters 2005年6月4日
○ クリス・ライトル 5分3R終了 判定3-0 UFC 51: Super Saturday 2005年2月5日
○ ニック・ディアス 5分3R終了 判定2-1 UFC 49: Unfinished Business 2004年8月21日
○ ショーニー・カーター 5分3R終了 判定3-0 WEC 10
【WECウェルター級タイトルマッチ】 2004年5月21日
× ジョルジュ・サンピエール 5分3R終了 判定0-3 UFC 46: Supernatural 2004年1月31日
○ デイブ・ストラッサー 1R 3:52 アームロック UFC 44: Undisputed 2003年9月26日
○ フェルナンド・ヴァスコンセーロス 5分3R終了 判定3-0 King of the Cage 22 2003年3月23日
○ アントニオ・マッキー 5分3R終了 判定3-0 Universal Above Ground Fighting 3: Ultimate Cage Fighting 3 2003年2月15日
○ ダレル・スミス 1R 0:59 腕ひしぎ十字固め Reality Submission Fighting 3 2001年3月30日
× ショーン・シャーク 1R 16:20 TKO(タオル投入) Reality Submission Fighting 2 2001年1月5日
× ショーン・シャーク 18分1R終了 判定 Reality Submission Fighting 1 2000年10月10日
○ グイド・ジェニングス 1R 6:33 チョーク Kage Kombat 16 1999年6月7日
○ ジャスティン・バンファス ギブアップ Empire Submission Fighting: Empire One 1999年5月15日
○ スコット・デイヴィス 1R 2:16 腕ひしぎ十字固め Kage Kombat 14 1999年4月5日
○ ジェイソン・リッジャース 1R 1:58 腕ひしぎ十字固め Kage Kombat 14 1999年4月5日
○ ザック・マッキニー 1R 0:23 腕ひしぎ十字固め Kage Kombat 12 1999年2月1日
○ ブライアン・ウォーレン 1R 0:44 アンクルホールド Kage Kombat 12 1999年2月1日
獲得タイトル [編集]
第3代WECウェルター級王座(2004年)
UFCには定期的に参戦し、クリス・ライトルやマット・セラらを破っている。試合では一本背負いや大外刈り、内股、払い腰などの柔道の投げ技を多用し、一際異彩を放っている。気の強さを前面に押し出したファイトスタイルを有する。
マンヴェル・ガンブリャンは従兄弟。
目次 [非表示]
1 来歴
2 戦績
3 獲得タイトル
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
来歴 [編集]
6歳の時に、家族と共にアルメニアからアメリカへ移住。
9歳からカリフォルニア州のゴーコージムで同じアルメニア系であるゴーコー・シヴィシアンに柔道を習い始める。
2003年9月26日、UFC初参戦となったUFC 44でデイブ・ストラッサーと対戦し、アームロックで一本勝ち。
2004年5月21日、WEC 10のウェルター級タイトルマッチでショーニー・カーターに判定勝ちし、第3代WECウェルター級王者となる。その後、UFCに参戦するため同級王座を返上。
2006年8月17日、UFC Fight Night 6で当時無敗のディエゴ・サンチェスと対戦。判定で敗れたものの、一進一退の攻防を繰り広げ会場を沸かせた。なお、この試合ではサンチェスの膝蹴りでパリジャンの前歯が吹き飛ぶ場面があった。
2007年11月17日、UFC 78で長南亮と対戦し、3-0の判定勝ち。
2008年9月6日、UFC 88で吉田善行と対戦予定であったが、自身の背中負傷により欠場となった。欠場発表は前日の計量終了後に正式発表された。
2009年1月31日、UFC 94でキム・ドンヒョンに2-1の判定勝ちを収めるも、後に禁止されている鎮痛剤を使用していたことが発覚し[1]、ノーコンテストに裁定変更となり9か月の出場停止と32,000ドルの罰金を科せられた[2]。11月21日、UFC 106でダスティン・ヘイズレットと対戦予定であったが、欠場となった[3]。
2010年7月10日、Impact FC旗揚げ戦でベン・モルティマーと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ち。
2010年11月20日、UFC復帰戦となったUFC 123でデニス・ホールマンと対戦し、右フックでダウンしたところにパウンドで追撃されTKO負けを喫した[4]。
戦績 [編集]
総合格闘技 戦績
26 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
19 勝 0 10 9 0 0 1
6 敗 3 0 3 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
× デニス・ホールマン 1R 1:47 TKO(右フック→パウンド) UFC 123: Rampage vs. Machida 2010年11月20日
○ ベン・モルティマー 2R 4:18 チョークスリーパー Impact FC 1 - The Uprising: Brisbane 2010年7月10日
- キム・ドンヒョン ノーコンテスト(禁止薬物の使用) UFC 94: St-Pierre vs. Penn 2 2009年1月31日
× チアゴ・アウベス 2R 0:34 TKO(膝蹴り) UFC Fight Night 13 2008年4月2日
○ 長南亮 5分3R終了 判定3-0 UFC 78: Validaton 2007年11月17日
○ ジョシュ・バークマン 5分3R終了 判定3-0 UFC 71: Liddell vs. Jackson 2007年5月26日
○ ドリュー・フィケット 5分3R終了 判定3-0 UFC Fight Night 7 2006年12月13日
× ディエゴ・サンチェス 5分3R終了 判定0-3 UFC Fight Night 6 2006年8月17日
○ ニック・トンプソン 1R 4:44 ギブアップ(パウンド) UFC 59: Reality Check 2006年4月15日
○ マット・セラ 5分3R終了 判定3-0 UFC 53: Heavy Hitters 2005年6月4日
○ クリス・ライトル 5分3R終了 判定3-0 UFC 51: Super Saturday 2005年2月5日
○ ニック・ディアス 5分3R終了 判定2-1 UFC 49: Unfinished Business 2004年8月21日
○ ショーニー・カーター 5分3R終了 判定3-0 WEC 10
【WECウェルター級タイトルマッチ】 2004年5月21日
× ジョルジュ・サンピエール 5分3R終了 判定0-3 UFC 46: Supernatural 2004年1月31日
○ デイブ・ストラッサー 1R 3:52 アームロック UFC 44: Undisputed 2003年9月26日
○ フェルナンド・ヴァスコンセーロス 5分3R終了 判定3-0 King of the Cage 22 2003年3月23日
○ アントニオ・マッキー 5分3R終了 判定3-0 Universal Above Ground Fighting 3: Ultimate Cage Fighting 3 2003年2月15日
○ ダレル・スミス 1R 0:59 腕ひしぎ十字固め Reality Submission Fighting 3 2001年3月30日
× ショーン・シャーク 1R 16:20 TKO(タオル投入) Reality Submission Fighting 2 2001年1月5日
× ショーン・シャーク 18分1R終了 判定 Reality Submission Fighting 1 2000年10月10日
○ グイド・ジェニングス 1R 6:33 チョーク Kage Kombat 16 1999年6月7日
○ ジャスティン・バンファス ギブアップ Empire Submission Fighting: Empire One 1999年5月15日
○ スコット・デイヴィス 1R 2:16 腕ひしぎ十字固め Kage Kombat 14 1999年4月5日
○ ジェイソン・リッジャース 1R 1:58 腕ひしぎ十字固め Kage Kombat 14 1999年4月5日
○ ザック・マッキニー 1R 0:23 腕ひしぎ十字固め Kage Kombat 12 1999年2月1日
○ ブライアン・ウォーレン 1R 0:44 アンクルホールド Kage Kombat 12 1999年2月1日
獲得タイトル [編集]
第3代WECウェルター級王座(2004年)
投稿者 格闘技の王子様 20:41 | コメント(0)| トラックバック(0)
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